認定試験・講習情報

 

海上起重作業管理技士の概要

1.海上起重作業管理技士認定制度の趣旨

 海上工事は、多種多様な作業船が船団を構成し、海上工事の本船船長の指揮・監督のもと多くの作業従事者の協力を得て、安全確実に遂行しなければなりません。

 このため、(一社)日本海上起重技術協会では本船船長を補佐し、海上工事での安全な施工等を担う海上工事従事者として、取得しておくべき項目等についての講習・試験を実施し、試験合格者を「海上起重作業管理技士」として認定するものです。

2.海上起重作業管理技士認定制度の内容

(1)認定制度の目的

 認定制度は、海上工事作業における技術の向上と安全を図り、海上起重作業船団の乗組員の地位の向上を目指すものであります。

(2)制度の性格

 上記の目的を達成するために、(一社)日本海上起重技術協会が海上起重作業に関する認定試験を行っております。

(3)受講対象者

 作業船の乗組員として乗船し、5年以上の海上工事に従事した実務経験を満たしている者とします。

(4)資格の名称

 講習・試験を行い、その合格者を「海上起重作業管理技士」と称します。

(5)「海上起重作業管理技士」の認定及び登録

 「海上起重作業管理技士」には、「認定証」及び「資格者証」を交付し、登録原簿に登録します。 「資格者証」は、登録原簿に登録した日から5年間を有効期限と定めており、この有効期限内に当協会が実施する講習会を受講し、「資格者証」の更新を受けることとなります。